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韓国内活動休止を前にEXID「解散ではない…作詞し、レコーディングしながら涙」

2019年05月16日

「解散ではないのかとたくさんの方々がおっしゃいますが、私たちが望んだのは解散では絶対にないです。EXIDをずっと続けていきたいという気持ちはメンバー全員が同じです」(ソルジ)

ガールズグループEXIDは韓国内での無期限活動休止に対して、「絶対に解散ではない」と重ねて強調した。

EXID21日ソウル竜山区漢南洞のブルースクエアでNEWアルバム「WE」のタイトル曲である「ME&YOU」の発売ショーケースを開き、メンバー5人がにする最後の活動について感想を述べた。

WE」はEXIDが同じ所属事務所の元で発表する最後のアルバムだ。所属事務所のBANANA Cultureエンターテイメントは3日、メンバーのうちハニ、チョンファとの専属契約終了を伝えた。

完全な解散ではないとしつつも、韓国内での無期限活動休止を控えているため、この日のショーケースは沈んだ雰囲気の中、行われた。

再契約をしない理由を問う取材陣に、ハニは、戸惑った様子で「他の選択をすることにおいては…(沈黙)色々な理由がありますが…」と口を開いたが、目頭を赤くしたまま、最後まで言葉を続けることができなかった。

結局ハニの代わりに、対応したエリは「この部分についてメンバー同士とてもたくさんの話し合いを重ねた。これは私たちがお互いの理解をより深めることができた選択だった。お互いを理解し、愛し、認め合うために完全体の活動を韓国内でも続けようと話し合っています」と答えた。

ハニと共にEXIDを脱退することになったチョンファもまた「再契約をしない理由については今度まとめてお話する予定だ。少しだけ理解していただけたら」と言葉を選んだ。

3人組としての活動計画については「ないと思う」と一線を引いた。

エリは「5人の時にEXIDをしたいというのが5人の心」だと説明し、ソルジもやはり「3人がユニットとして活動することはありえるかもしれないが、3人のEXIDはないだろう」と強調した。

へリンは「(今日のショーケースが)解散、脱退に注目されがちだが、最後ではないと思っているし、ずっと続けていこうと思っているので、あたたかく見守ってくだされば」と述べた。

何人かのメンバーはアルバム制作をしながら、涙が溢れたエピソードを打ち明けた。

今回のアルバムは活動休止を控え、5人組の完全体で発売する最後のアルバムだからこそ、ファンの方たちに向けた切なさもこめた。2番目の収録曲「WE ARE」はEXIDがファンに伝えるファンソングとして、今まで共にしてくれたファンの方々に向けた感謝と申し訳なさを表現した曲だ。

ハニは「エリがみんなで作詞しようと提案してくれた。どんなエピソードを込めたいかそれぞれ書いて送ったのだが、それを書きながら泣いた」と話し、ソルジは泣きすぎて、レコーディングを中断したと告白した。

また彼女は、「私たち5人のエピソードが込められていて、とても胸が熱くなる。私のパートが悲しいというのもあるが、前半のメンバーのパートを聞きながら少し感情移入してしまった」と振り返った。

タイトル曲の「ME&YOU」でEXIDはこれまでのスタイルを捨て、音楽的な変化に挑戦した。力強い声が中心だったスタイルを脱ぎ、叙情的なメロディから始まりつつも、カリスマ的なギャップが際立つムーンバートンジャンルの曲だ。

 

EXIDはカムバックショーケースを皮切りに、韓国内最後の活動を本格的に始める予定だ。

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