KBS WORLD

新しいテーマを選んだ「愛はビューティフル、人生はワンダフル」、ありきたりの構成も壊せるか

2019年10月08日

「愛はビューティフル、人生はワンダフル(原題:사랑은 뷰티풀 인생은 원더풀)」が序盤の独特なテーマで従来のKBS週末ドラマと異なる路線変更に成功したが、カギは構成と展開も差別化を図れるかだ。
「愛はビューティフル、人生はワンダフル」の導入部は、土日の午後8時に家族全員が集まって見るには衝撃的な内容一色だった。初放送だけでなく、1話から8話まで‘若者の集団自殺’が主なエピソードとして扱われ、視聴者の間でも賛否両論が相次いだ。
主人公のキム・チョンアと世間から隔離されたク・ジュンギョムのように、インターネットを通じて出会い一緒に最期の日を過ごす若者の物語は実は、若者世代にとっては驚愕するほどの内容ではない。最近ではニュース社会面の定番のネタでもある。
しかし、皆が知っている話でも、KBS週末ドラマで目にする衝撃は違った。従来の作品は女主人公が就職難、生活苦など厳しい環境でも特有のポジティブな性格で、イキイキと生きていく物語でスタートした。週末ドラマとしては少し型破りな展開を見せた「黄金色の私の人生」も、前作「世界で一番可愛い私の娘」も例外ではなかった。
序盤から襲ってくる暗いテーマと展開に評判も「斬新で面白い」という意見と「ホームドラマとしては落ち着かない」という評価に分かれた。
しかし、このドラマの勝敗は独特なテーマではなく、今後の展開にかかっている。
現在、8話まで放送されているが、新鮮なテーマや撮影技法などと比較し、展開が保守的だという評価は少なくない。ありきたりの「出生の秘密」をテーマにしているが、毎回頭を悩ませる展開を見せた「黄金色の私の人生」とは反対の事例だ。
序盤のテーマと構成で常に新しい試みを行うものの、結局最後は同じ結末になってしまうKBS週末ドラマは、地上波の週末ドラマが直面した板挟みの現実をそのまま表している。
ハ・ジェグン大衆文化評論家は8日、「‘マクチャンドラマ(非現実な内容で展開に行き詰るドラマ)’の典型に従うと、30%台の安定的な視聴率を記録するため、その殻を破るのが難しいのも事実だ。また、地上波が財政的に良くない状況で、ヒットする従来のフォーマットを変えるのも難しい。しかし、変化しなければ保守的で何の変化も無いと評価されるだけ」とコメントした。

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