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R&BシンガーCrush、5年ぶりのアルバムを発売、「書き溜めた日記を基に作った」

2019年12月06日

R&BシンガソングライターのCrushはセカンドアルバム『From Midnight To Sunrise』を“日記帳”のようなアルバムだと紹介した。
ソウル江南区(カンナムク)でアルバム発売日の今月5日午前に会ったCrushは「午前0時から日の出まで」という意味の名前から分かるように、朝目が覚めて夜眠るまでの1日を、時系列でアルバムに盛り込んだと説明した。
アルバムのタイトルと同名の楽曲やダブルタイトル曲「With You」や「Alone」に続き「Sunset」、「Nighty Night(Feat. Zion.T)」まで。収録された12曲を順番に聴くと、まるで1人の1日を振り返っているようだ。
しかしリスナーにとってはこのアルバムが1日に過ぎないが Crushにとっては3年という時間が溶け込んでいる。
彼は「収録曲すべて、日記から大きな影響を受けた。実際に私が3年間書き溜めた日記から抜粋した内容もある。そうして冷凍室に保管した楽曲の数々を再び取り出して作業しアルバムに収めた」と説明した。
アルバムのタイトルはCrushが3年前、散歩に出かけた時の経験を基に作った。
朝と夜が共存した午前6時、Crushは当時見た風景を忘れることができないという。
彼は「東には陽が昇っていて、西はまだ真っ暗な夜だった。その境界に立ち思索に耽った。私は今人生のどの辺りに来ているのかと疑問符が生じ、このアルバムを作ろうと構想するようになった」と振り返った。
その後音楽に対する価値観に変化が起き始めた。必ずしもダイナミックで力が入らなくても音楽の残像が長続きすることに気付いた。
今回のアルバムに収録された音楽も穏やかに流れる。特にタイトル曲「Alone」は苦しむ人々へ静かに慰めを与える歌詞が引き立つ楽曲だ。
Crushは「私が寂しくつらく悲しい時、私を慰め支え癒してくれたのは音楽だった。その過程を経験したら、他の人たちに私の音楽で慰めてあげたいという気持ちになりこの楽曲を作ることになった」といきさつを語った。
詩人のオ・フィミョンがこの楽曲の作詞をサポートした。日頃から彼のファンだったCrushがSNSを通じて連絡しこれを依頼した。
実の姉であるシンガソングライターnoveも作曲に参加し、同僚歌手のDEANがフューチャリングした「Wake Up」、Zion.Tとともに歌う「Nighty Night」なども収録されている。
多くのアーティストによるサポートがあったためか、彼は今回のアルバムに対する自信や愛情を隠さなかった。
彼は「私は今まで音楽を出しながらただの一度も『これはいい音楽です』と言ったことがない。でもこのアルバムは本当にいい音楽。1曲1曲作りながら感動をもらった。アルバムのトラック順に聴いてほしい」と伝えた。
3年間手塩にかけたアルバムを完成したCrushは最近議論になった「音源買い占め疑惑」に対しても口を開いた。
彼は「買い占めは根絶されるべきだと思う。正当に懸命に音楽をしている人が本当に多いのに、このような出来事が起こることが残念で遺憾だ」と主張しながら、「私は本当に一生懸命音楽をやっている」と笑いを誘いながら本心を明かした。
来年数え年で29歳になるCrushは今回のアルバムが自身の20代に“終止符”を打つ音楽になると表現した。
30代、40代のCrushはどんな音楽をやっているだろうか。彼の答えは意外にも単純だった。
「30代になって、40代になっても、愉快に楽しみながら、やりたい音楽をしているのが私の目標。未来もぜひ情熱を持って音楽ができるミュージシャンになりたい」

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