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韓国バラエティ界でブームの「サブキャラクター」…1人2役を務めるスターをご紹介

2020年05月21日

最近、韓国のバラエティ界では、タレントが第2のキャラクターを作り、別名を名乗って活動するというのがブームだ。つまり、1人2役で活動するというものだ。元の名前や姿を変えて作った仮想の人物、「サブキャラクター」。性格から、年齢、バックボーンまで全て想像の中の人物で、新鮮だと人々を楽しませている。
これまで親しまれてきた名前ではなく、新しい名前でバラエティ界を掌握するスターは一体誰なのか、ご紹介していきたい。
最初にご紹介するのは、お笑いタレントのキム・シニョンがトロット歌手として作ったサブキャラクター「2番目のおばさんキム・ダビ」だ。まさに今一番人気のサブキャラクターだと言えるのではないだろうか。
「黙って財布を開いて/飲み会に来ようと思わないで/有休をとらせてください」(「ジュラジュラ(原題:주라주라)」より)という歌詞の彼女の歌は、多くの会社員の気持ちを代弁していると人気だ。
彼女は「ユ・ヒヨルのスケッチブック」に出演した際、「キム・ダビ(多雨)は本名で、大(ダ)雨(ビ)の日に生まれた2番目のおばさん、キム・ダビだ」と白々しい自己紹介をして笑いを誘い、本来のお笑いタレントとしての姿を見せた。
また、BTS(防弾少年団)のVも自身の歌が好きだと自慢し「私のかわいい甥っ子Vがライブコンテンツをやっていて“最近僕が知った名曲を教えてあげましょうか?”と言って私の曲をかけてくれた」と貴重なエピソードを披露したりもした。
2番目のおばさん、キム・ダビのこれからの活躍に期待したい。
実はこのバラエティ界のいわゆる「サブキャラクター」ブームは、トロット歌手のユ・サンスルが始まりだった。
ユ・サンスルは韓国を代表するお笑いタレント、ユ・ジェソクのサブキャラクターで、「HAPJEONG STATION EXIT NO. 5」、「REDEVELOPMENT OF LOVE」などヒット曲を出し、新人賞を受賞した。
デビューからたった2年で人気トロット歌手、ソン・ガインとデュエット曲までリリースしたりもした。
ユ・サンスルの人気が高まるや、このパロディキャラクター、ユ・サンギュンが登場した。
彼は、新人時代から“ユ・ジェソクのそっくりさん”として話題を集めたお笑いタレント、チョン・ボムギュンが作ったサブキャラクターだ。
そんな彼にインタビューを行った。すると元祖であるユ・ジェソクがとても応援してくれているというエピソードを明かしてくれた。ユ・サンギュンは「ユ・ジェソクさんが応援してくださるから、私も元気に活動できている」と述べた。
また、30年以上生きてきた本来の姿ではなく、新しい人物として生きる心境はどんなものかを聞いてみたところ、彼は「“新しい人生を生きる”という感じ。照れくさくもあるが、新しい活力を与えてくれている感じがする。“ユ・サンギュンとして次は何をしようか”と考えるほど、生き甲斐を与えてくれている」と答えた。
そうだとするなら、チョン・ボムギュンとサブキャラクターのユ・サンギュンにはどのような違いがあるのだろうか?
彼は「サブキャラクターの方が、より切迫感がある。なぜなら、お笑いは制作費がかからないが、ユ・サンギュンはアルバムを出すので、制作費かかる。“利益は出なくてもマイナスにはならないようにしよう”という切迫した気持ちがある」と述べた。
チョン・ボムギュンがサブキャラクターとして快進撃を続けることを願いたい。
このように「サブキャラクター」は慣れ親しんだ本来のスターの姿とは一味違う魅力がある。
今後、どんなスターが仮想の人物となって登場してくれるのか、期待が高まる。

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