KBS WORLD

ソンミ、新曲「pporappippam」は「夏の夜の夢をときめく紫色の夜を見ながら想像し、恋に落ちた姿を表現」

2020年06月30日

「夏の昼間はとても暑くなるが、夕暮れになると青い光が出てくる。そうすると、蒸し暑い時の赤い色と青の光が混ざり紫色を帯びてくる。その時の気分がとてもわくわくしたので空を見てタイトルを『pporappippam(紫色の夜)』にした」
新曲「pporappippam」を描写するソンミの歌声は夢を見るようだった。
これまで「Gashina」や「Heroine」、「Siren」、「LALALAY」などを相次ぎヒットさせ、卓越した女性ソロ歌手としての地位を確立したソンミが10か月ぶりにときめきあふれる新曲でカムバック。
彼女は今月29日、オンライン・ショーケースで「これまでの作品がシニカルであったり、人に対する嘲笑が混じった音楽の数々だったとしたら、『pporappippam』には愛し始める初期の段階のふわふわした温かい気持ちが込められている」と説明した。
さらに「だからといって私が恋に落ちたではない。ときめく紫色の夜を見ながら想像する、恋に落ちたソンミの姿を表現してみた」と伝えた。
彼女の説明通りに「pporappippam」のMVは燃えるように愛し、踊り、すぐに消える瞬間を楽しむ青春のイメージに満ちている。
道路の上を走って行く車、夏の夜の花火遊び、海辺の祭りなどがフィルムのように通り過ぎていく。
カリスマ性があふれ、メタファーが強かったこれまでの作品よりはロマンが濃いが、感覚的なイメージと音楽、歌詞が有機的に繋がる彼女だけのスタイルは依然として変わっていない。
壮大なブラスとシンセベースが夢幻的なフルートの音色と調和し、独特な雰囲気を醸し出して楽曲が盛り上がり登場するエレキギターのリフがレトロな感じを与える。
ソンミと作曲家のFRANTSが「Siren」や「LALALAY」に続いて今回もともに作曲。
ソンミが直々に書いた歌詞は「夢かと思ってもあなたが思い浮かぶから」などの表現で愛の刹那を捕らえる。
彼女は「紫色の夜になる刹那だ。パク・ジニョンさんがおっしゃってくださり知ったのだが、紫色は波長が一番短くて早く消えるそうだ。夢のような色だとおしゃってくださったのだが、紫色と本当によく似合う歌詞だと思う」と説明。
さらにこの楽曲が「釣り合いそうもない要素がソンミならではのスタイルでうまく調和した“ソンミスタイルのシティポップ”だ。聞きやすくて清涼感がありながらも、どうすればソンミらしさを失わないかととても考えた」と伝えた。
ソンミは昨年8月に披露したシングル「LALALAY」以降、別の楽曲をタイトル曲にしたアルバムを準備していた。
しかし最近、人々が抱える重くもどかしい気持ちを少しでも解消できる音楽を出せばいいのではないかと思い、考えを変えたという。
3文字だった以前のタイトル曲とは異なり、「pporappippam」は韓国語では4文字という点も目を引く。
彼女は「3文字にこだわる理由があるのかととても気になっていた。不本意ながら3文字でずっとやってきたが、新曲のタイトルを付ける時に“보라빛 밤(「pporappippam」の原題)”がパッと思い浮かび、『幸い3文字を避けられた』と安堵のため息をついた」とコメント。
ソンミの個性が強いスタイルは“ソンミポップ”という表現を生み出している。
それだけ新曲を出す時にはプレッシャーがつきものだが、彼女は「プレッシャーがなかったら結果があまりよくないと思う。プレッシャーはいつも持っていなければならないというのが個人的な考えだ」と述べた。
ガールズグループMAMAMOOのファサも同日ニューアルバムを出し、来月初旬にはチョンハが新曲を出すなど、6月末から7月初めにかけて豪華な女性ソロ歌手による“カムバックラッシュ”が繰り広げられる。
これに対してソンミは「女性ソロアーティストが力を出して、シーン(scene)をうまく描いている感じ」と喜びを表した。
さらに「このように皆が一緒に目を見張るような成績を出すことも、さらには画一化されたコンセプトではなく、アーティストそれぞれにはっきりと色があるということもとても素晴らしいと思う。このように女性ソロアーティストが活躍を繰り広げているというのが、実はとてもいい環境だ」とコメント。
いつの間にかデビュー14年目、ソロ歌手としては7年目を迎えたソンミは依然として「毎回曲を出すごとに挑戦している感じだ」と述べた。
彼女は「いつかまた変化しなくてはならない時期が明らかにやってくる。変化において一番重要なのはタイミングだ」という思いも明かした。
成功的な歩みを着実に積み重ねてきたソンミは、自らを“マラソンランナー”に例えた。
彼女は「ソロ活動も7年目に突入し、ずっとうまくいくことはないと思っている。波があるのは当然だ。私はその結果の数々に一喜一憂せず、女性ソロアーティストとして本当に耐え抜きたい。最後まで粘ったほうが勝つというので。長い間、私のペースをキープしながらそうやって人々に記憶されたい。すぐに消える存在ではなく」と抱負を伝えた。

前の記事 エンタメ情報一覧へ 次の記事