日韓少女デュオ「Lucky PangPang」、ニューシングル「Sugar」をリリース…「アイドルのように爽やかな楽曲は初めて」
2024年10月11日

「アイドルのように爽やかな楽曲は今回初めて。聴く方々にかわいいと感じてもらえるよう努力している」(住田愛子)
日韓トロット少女デュオ「Lucky PangPang」は、10日午前ソウル・江南(カンナム)区の所属事務所nCHエンターテインメントの社屋で行ったニューデジタルシングル「Sugar」の発売記念インタビューで、「楽曲によってステキな人にも、あるいはかわいい人にもなれるという思いで努力した」と述べた。
Lucky PangPangは、15歳の少女トロット歌手キム・ダヒョンと日本の17歳の実力派住田愛子で結成されたグループだ。
幸運をもたらす呪文を意味するユニークなグループ名を前面に出し、6月にイ・サンウンのヒット曲をリメイクした「DAMDADI」でデビューした。
Lucky PangPangは今月8日、10代の少女たちの甘い愛の感情がよくにじみ出る2ndシングル「Sugar」をリリースし、4か月ぶりにカムバックした。
「Sugar」は、夢幻的なシンセサイザー、リズミカルなギター、華やかなバックグラウンドボーカルが、2人のメンバーのボーカルとよく調和して、中毒性を醸し出す楽曲だ。
幼い頃からトロットと国楽をしてきたキム・ダヒョンは、「トロットと成人歌謡の感性で “少女らしい”歌詞の歌を歌うのは、とてもぎこちなかった」とし、「それでもこなすのは、大変ではなかった」と述べた。
彼女は、「この楽曲自体がアイドルらしい」とし、「だから普段の私たちの色をたくさん抜いて歌った。『DAMDADI』が、私たちの色を入れた明るい感じだったとするなら、今度はあっさりとして、明るく、純粋な唱法だ」と付け加えた。
「(正統)トロットもやったが、『Sugar』のように少女の感じもいい。私たちが10代なので、こういうことをすると、人々の反応がすごくいい。私たちのようなグループも悪くないと思う」(キム・ダヒョン)
住田愛子もまた、「(歌を聴いて)まさに女子高生のようだという感じがした」とし、「さわやかで夏のような感じだった。幼い私たちの姿をよくお見せすることができるだろう」と述べた。
楽曲のコンセプトに合わせて、2人のメンバーはまるでK-POPのガールズグループのように髪を染め、爽やかなスタイリングでコンセプトイメージを撮影した。
ラブラブで甘い雰囲気にしようとキム・ダヒョンは、ドラマ「涙の女王」を視聴し、住田愛子は中学校の時に読んだ恋愛小説を思い浮かべたという。住田愛子は、「私は、恋愛の話はするほうではないが、友達の恋愛の話を聞くのが好きだ」と笑った。
キム・ダヒョンは、トロット競演番組に相次ぎ出演し、大衆に名を知らせた。住田愛子はキム・ダヒョンと共に番組に出演し、10代の少女のような堂々としたステージマナーと歌唱力で注目された。特に、住田愛子が歌った1980年代の日本のヒット曲「ギンギラギンにさりげなく」は、YouTubeで数百万ビューを記録したりもした。
2人のメンバーは、グループ活動をしながら、各自日本語と韓国語を学んではいるが、長い文章は携帯電話の翻訳機を使用して、意思疎通をしている。それでも4か月間活動しながら、心強い仲間になったとお互いを褒め合った。
住田愛子は、「DAMDADI」で韓国を代表する音楽番組「ミュージックバンク」に出演したことに触れ、「母がホテルで録画してくれた」とし、「『ミュージックバンク』は日本でも非常に有名な番組だ。そんな番組に出られたなんて夢なのではと思い、繰り返し見た」と述べた。
「私たちの“少女っぽい”イメージを見て、多くの方が癒され、学生時代を回想する時間になればと思う。さまざまなジャンルとイメージをこなす歌手になりたい」(キム・ダヒョン)