イ・ビッチェウン役：チン・ギジュ
スンジョン家の長女。インテリア設置技師 兼 LXファッションの職員。無邪気で損ばかりする母と弟たちの保護者として一家を支えてきた。家を出ることを考えたこともあるが、自分の大きな支えは家族であり、大切な存在だと理解しているので出来なかった。
フリーのインテリア設置技師として働きながらファッションデザイナーを夢見て、韓国最大のファッション会社に入社する事になる。
ウ・ジェヒ役：イ・ジャンウ
建築事務所の社長。自分がイケメンである事、才能がある事を自覚している男。社長になってからも現場の細かい部分を自分で確認しないと気が済まないディテールの変態。
自分だけが正しいと怒鳴りつける父とは合わず、成人してすぐ家を出てしまい、そんな父を相手に一人で耐えている母には申し訳なく思っている。
そんな彼の前に駄々をこねて何一つとして引き下がらない女ビッチェウンに出会い。気になっていくようになる。
イ・スンジョン役：チョン・インファ
ビッチェウン、ヘドゥン、ラフンの母。
気品と優雅さが溢れる貴婦人だが、経歴30年のプロの家政婦で、サムグァンビラ アパートの大家。保育園の園長だった夫と死別後、一人で三人の子どもを育てながら実家の家族まで扶養し、苦しい日々を過ごしてきたが現実を悲観した事はない。宝石のような子どもたちの母親として生きてきた日々が幸せで大切だった。こうして素朴な生活に感謝しながら生きていきたいと思っていたのに。スンジョンが隠してきた秘密をビッチェウンが知ってしまいそうで心が沈んでいる。
イ・ヘドゥン役：ボナ（宇宙少女）
ビッチェウンの妹。芸能事務所の職員。
愛嬌がある可愛い嘘つき。嫉妬しやすくハイテンションで誰とでも親しくなれる。中学生の時にアイドルを目指していたが、才能が足りないという理由で脱落した。彼女の生き方に諦めるという選択肢はなく、いつか世間がわかってくれる日を待ちながら芸能事務所で働いている。
実は自分は財閥の隠し子で、出生の秘密が明らかになってお金持ちになる妄想をしている。
そんな彼女の前にどこかあやしい王子様が現れるのだが…。
イ・ラフン役：リョウン
ビッチェウンの弟。配達代行ライダー。
未来の事よりも目の前の幸せと楽しさを追う今時の若者だが自分の楽しみよりも家族、母の幸せが大事だと思っている。母と姉の後押しで浪人したが志望大学にはすべて落ちた。家族には打ち明ける事が出来ず、名門大学に合格したと嘘をついてしまう。そんな二重生活に非常事態が！！自分に一目ぼれしたと言ってついてくる女の子に出会う。
キム・ファクセ役：イン・ギョジン
サムグァンビラの住人。真のトロット歌手になるために一生懸命に生きるテンションの高い男。7080クラブの夜の舞台歌手が本業で、仕事がない時はアルバイトをしている。苦しい時に手を差し伸べてくれたスンジョンとの因縁が深い。彼女には感謝の気持ちでいっぱいで自称スンジョンのビジネスパートナーとしてサムグァンビラの様々な仕事を手伝っている。そんな彼にとってスンジョンの妹マンジョンは不自由な存在だったが、なぜか次第に気になる存在に。
チャ・バルン役：キム・シウン
サムグァンビラの住人。
か弱くみえるが、実は回し蹴りも簡単にできる強い大学生。緊急事態になると江原道の方言が飛び出る。男性といったらゴツゴツしたお兄さん、おじさん達しか知らずに育ったので綺麗でかっこいいラフンに出会い、一目ぼれしてしまう。
ファン・ナロ役：チョン・ソンウ
サムグァンビラの住人。好感を持たれやすい容姿に優しい笑顔、外国語が達者なフリーランサーの翻訳家。
親に愛されて真面目な青年に見えるが、実は嘘の才能に恵まれた生まれつきの詐欺師で一発逆転を狙う野心溢れる男。見えすいた計画を抱いてサムグァンビラに入居するのだが、予想外の事が起きる。ある女性を好きになってしまい、しかもサムグァンビラの家族たちに情がわいてきてしまう。
イ・マンジョン役：キム・ソニョン
スンジョンの妹。ビッチェウンの叔母。内科医。
仕事人間のように見えるが、実は恋愛体質。恋に落ちるとすべてを投げ捨てて恋に溺れてしまう。最後に付き合った恋人には心も財産も捧げて、借金までした。姉が買っておいた家までも失い、サムグァンビラに戻ってきた。もう男には見向きもしないと誓ったのに、ある男に惹かれていく。
キム・ジョンウォン役：ファン・シネ
ソアの母。LXファッションの代表。セレブに劣らない美貌に能力まで兼ね備えているスタイリッシュそのもの。会社では‘ファッション界のジャンヌダルク‘、長い間ボランティア活動を続けてきた保育園では優しくて暖かい‘代表おばさん‘と呼ばれている。20代の頃、情熱的な恋をして結婚したがその生活はすぐに破綻し、そのせいで実の娘ソヨンとは離れ離れになってしまった。その後、彼女の痛みを包み込んでくれる男性と再婚し、その彼の子どもを実の子以上の愛情で育てあげ、心の傷は癒されていたのだが、ある日 会社で見かけたビッチェウンの事が不思議と気になるようになる。
