
ユ・スヨン役:チャ・イェリョン
未婚女性たちの希望のアイコンであり現代版シンデレラ。
か弱いイメージとは違い意志が強い女性。
大学卒業後、SAグループへの入社前に向かった旅行でジヌに出会う。
入社後、ジヌが自分の上司であると知り距離をおこうとしたが、
彼の優しさとアプローチに負けて恋人になる。
ジヌの家からは結婚を反対されたが、ジヌとの愛を信じて結婚することに。
シンデレラのような状況に多くの人は羨ましがったが、現実は過酷だった。

チャ・ファヨン役:ナ・ヨンヒ
上流層の生活を守ろうとする貪欲なクイーン オブ クイーン。
SAグループの会長。
品位、優雅さ、美貌、知性を兼ね備えた‘鉄の女王’。
上流階級の女性の中でも目立っているファッショニスタ。
SAグループのトップとして卓越した能力とボランティア団体の会長を歴任、
後援だけでなくボランティアにも直接参加しノブレス・オブリージュを実践する
財閥家の手本として有名で女子大生からも人気だ。
しかし表の姿とは違い伝統的で強大な財力を持つ貴重な家柄の出身だという
プライドと骨の髄まで上流社会の選民意識が強く、
同じレベルの人間でなければ見えない線を引いて人を評価し、無視する人物。

コ・ミスク役:イ・フィヒャン
ドンハの母。飲食会社の代表で明洞の大手消費者金融業者。
表向きは贅沢で華やかに暮らすお金持ちの奥さんに見えるが、
本当の姿は政財界からも頼られる大手消費者金融業者。
夫が死んだ後、必死でお金を貯めては1坪でも土地を買っていたが、
そこに地下鉄ができてお金が入り、成金になった。
そのお金を使い、今では政財界にまで裏金を渡して暮らしている。
お金は十分あるが、今の自分になった根源・初心を忘れないために
飲食業の代表をしている。

ホン・ジヌ役:イ・ジュンムン
スヨンの夫。SAグループの社長。
他人から見ると家柄・能力・外見 すべてを兼ね備え、恋に一途な男性。
スヨンとの結婚でSAグループのイメージは向上し、
後継者の地位は強固になった。しかし実際は骨の髄まで選民意識が
染み込んでいて優越感と傲慢さを持っている。
優柔不断で母ファヨンの言葉ならすぐ信じてしまう。
そんな彼が唯一自分で望んで決めたのがスヨンに対する愛だった。
しかし母は結婚を許可しただけでスヨンを嫁として受け入れたわけではなかった。
最初はスヨンを守っていたが、知らないふりをした方が
彼女の為だと自らに言い訳をして傍観者になった。
スヨンへの気持ちが知らぬ間に薄れていき、ユラが心の隙間に入り込み始めた。

ソ・ユラ役:ヨン・ミンジ
噓と偽装が巧みな在米韓国人デザイナー。
色んなブランドで活動し、人脈が広く華やかな外見、
優れた話術を持っていて彼女の周りに人が集まる。
成功した在米韓国人事業家の父のもとで育った一人娘。
頭脳明晰で海外の名門大学の美術史学を専攻したほど芸術に造詣が深い。
2年前、アメリカで開かれたSAグループの慈善ファッションショーで
ファヨンと出会い、デザイナーとしてスカウトされ帰国することに。
ファヨンの家に泊まり、ファヨンの息子 ジヌに興味を持つ。

カン・ドンハ役:イ・ヒョンジン
グローバル投資会社の本部長。知的な外見で品位がある。
名門大学出身で明晰な頭脳と状況判断が有能で仕事ができる人物。
苦労知らずに見えるが、必死にお金を工面する母ミスクのそばで
あらゆる悲しみを経験しながら一緒にその辛い日々を耐え向いた苦労人だ。
冷笑的なのも辛い日々を過ごしたため、
自然に世間と距離を置くようになってしまったためだ。
冷たく見える見た目とは違い、他人を配慮することができる心優しい人物。
父が大事にしていた特許商品が今のSAグループの元に渡り、
父が心臓麻痺でこの世を去った時、SAグループへの復讐が目標になった。
だが、スヨンに出会い、彼女の幸せを願うことがもう一つの目標になった。

ホン・ジナ役:コン・ダイム
ファヨンの娘。自己中心的で注目されることを楽しむ。
唯一、自分に関心を持たない男がドンハだった。
ドンハに一目惚れしてから、ずっと告白してきた。
ドンハが韓国に帰国すると聞き、空港に迎えに行ったが
依然として距離を置いて心を開いてくれない。
欲しいものはすべて手に入れてきたのに、
ドンハを手に入れられず気が狂いそうだ。