
チョ・ジェヒ役:チ・ジニ
40歳独身、独立して事務所を運営する建築家。
プロ意識を持ち几帳面に仕事をするタイプだが、性格がひねくれていて相手を皮肉るのが好きだ。自分の作品の世界を信じており、確固とした美意識もあるため周囲に口出しされるのが嫌だ。問題は彼の仕事が家づくりということ。自分のお金で自分の家を建てるのに、何かと口出しされ文句を言われながら我慢できるクライアントがいるはずがない。悔しくて涙を流すクライアントも少なくないという噂だ。一言で口が悪い彼には、相手に理性を失わせる妙な才能がある。カッとするタイプだからといって周囲にきついことを言うわけではない。良く聞いてみると彼の言い分は間違ってはいないが言わなくてもいい事を平気で言ってしまうのが問題だ。自分だけのカプセルに閉じこみ、どこに行ってもまじわらず一人で楽しむ人間。一方通行の会話方式。待ち客が沢山いる焼肉屋で6人用テーブルを独り占めし平然としながら食事を楽しめる周囲への関心が全くないスタイル。豊富な知識を自慢して楽しむ彼は、自分のユーモア、そのあふれ出る才能に感嘆し自ら満足している。学生時代間違えなく仲間外れの対象だった彼だが、自分は仲間外れにされていることに気づかないくらい、驚くほどに周囲に関心がない男。

チャン・ムンジョン役:オム・ジョンファ
チョ・ジェヒの義理の弟パク・クァンナムが副院長をする病院の内科医。婚約に失敗してから恋愛に特に関心もなく過ごしてきた彼女。そろそろ関心を持とうと思うが、男たちは彼女に関心がないようだ。結婚に焦りはない。してもしなくてもいい。シングルのさびしい時期はすでに過ぎ、今や一人が楽になってしまった彼女。結婚へのプッシュを止めない父が煩わしいだけだ。それで見合いもするが、彼女の理想のタイプは今も20代の時のままだから向き合った男の現実を簡単に受け止められない。おばさんのような容貌におじさん好みの料理が好きで、少女マンガを読んでオンラインゲームで子供たちとむきにやり合ったりもする。結婚により当然渡らなければならない成人の川を渡れず40歳を目前にした彼女は、子供っぽくもあり年寄りくさくもあり男っぽくもある女。

チョン・ユジン役:キム・ソウン
ジェヒの隣人で、大学を卒業し社会に足を踏み入れたばかり。
厳しい家庭環境で育ち、学費も自分で稼いだため経済観念がある。8頭身の体にかわいい顔、どんな服を着ても似合う彼女。そしてできる限り他人に頼らず自分の力で生きようとする健康な考えを持つ。彼女には付き合って 3年目の彼氏テヨルがいる。付き合い始めた時、彼はシャープで知的な名門大の学生だったが、今は 2年連続言論試験に落ち負け犬になりつつあるぷー太郎だ。最近よくケンカをする2人。就職の目標を下げないくせに遊びほうけるテヨルが気に入らず気が狂いそうなユジン。泣きっ面に蜂でユジンが苦労して集めた500万ウォンを借りては返す気もなさそうだ。彼女がジェヒの隣に住むことになったのも経済的理由からだ。ニューヨークへの発令が出て1年間家を空けることになった遠い親戚の話を聞いた彼女は、ろくに顔も知らない親戚を訪ね家を空ける間そこに住まわせてほしいと頼んだ。テヨルが通帳を持ち去り全てがなくなってしまった今、半地下の家賃も彼女には負担だった。ダメもとで訪ねて行ったところ親戚のおじさんが認めてくれてジェヒの隣人となる。

パク・ヒョンギュ役:ユ・アイン
入社1年目。ジェヒに学びたくて彼の会社に願書を出した。先輩たちは絶対行くべきではないというが目標があるから、ジェヒの性格ぐらいなんとかなるだろう。
うわさ通り厳しい会社だった。だがそれだけ学ぶ点も多いからそこをかすめとって出ればいい。
義理より実利を選び、無駄な犠牲にはならない近頃の青年。仕事においては確かな目標意識を持つが、女関係は自由奔放。人生計画で結婚はまだ遠い話だからお互い縛られる関係よりも楽しめる関係がいい。ギランとは特別な仲だ。気難しいジェヒの影話をしながら、強い同志意識を持つ。姉のようでもあり母のようでもあるギランが時々頼ってくると、肩を貸してあげたりもする。40歳にしてこのおばさんも本当に苦労が多いなと思う。ジェヒの尻拭いのための会食の席で、本当のおやじのように踊り歌い酒を飲み遊ぶギランの姿が、見れば見るほどいじらしい。時にはギランの黒い騎士を名乗り、代わりに酒を飲んであげたりもする素敵な年下の男。

ユン・ギラン役:ヤン・ジョンア
8年前、ギランも自分の看板を掲げた事務所を構えていた。
生まれつきの手腕で仕事はそれなりにできるが設計の実力が不足していた彼女は、すぐに限界を感じ事務所を閉めてしまった。創作というものもなくただなんとなく家づくりを商売にして一生を過ごすのは嫌だった。事務所を整理した彼女。これからどうやって生きていくか悩みジェヒを訪ねた。ギランが彼を訪ねた時、ジェヒは'チョ・ジェヒ建築設計事務所'という看板を出してがらんとした事務所に1人で座っていた。その性格からいつもクライアントとのトラブルが絶えないから仕事がないのも当然だ。
ギランはジェヒにクライアントと現場従業員の管理に責任を取るから一緒に仕事をしようと提案した。ジェヒは答えに渋ったあげくギランの提案を受け入れた。ジェヒが彼女を受け入れた訳は ""大韓民国住宅事情"" に対する考えと哲学が一致したからだ。その日以降、ジェヒとギランは最高のパートナーになった。

パク・クァンナム役:イム・ホ
ジェヒの高校時代の同級生で義理の弟
今は病院の副院長だがいずれは父の歯科院を引き継ぐ唯一の息子