
ユン・スンヘ役:イム・セミ
ブッチョン(北村)韓屋村にある450年の歴史をもつ宗家‘トンラクダン’の宗女。衰退かけている‘トンラクダン’の事実上の家長。子供の出来ないデホ夫婦のもとに養子としてやってきたが一度、離縁された後 再び養子として暮らすこととなった過去がある。家族の世話と生活費を稼ぐために働きっぱなしのスンへだが、コーヒーを飲むのが唯一の幸せだというコーヒーマニア。ある日、スンへは看護師として働いていた病院を解雇させられてしまう。悪縁なのか運命なのか、その後 犬猿の仲であるカン・ドジン(パク・チヌ)の運営するデザートカフェでバリスタとして働くことになる。茶の名人である祖母の反対を押し切り、伝統を守りつつ新しいスタイルの‘茶’を作り出すことに情熱を注ぐ。

カン・ドジン役:パク・チヌ
飲食業界の有名人 ヤン・ミジャ(イ・ウンギョン)の一人息子。医者出身のパティシエ。容姿端麗、頭脳明晰で完璧な男。何不自由なく育った完璧な青年に見えるがシングルマザーの息子だという引け目があり、人には言えない心の傷を持っている。母の希望に応えるため医学部に進学したが、留学中に‘自分の人生’を生きることを決心し、パティシエになる。

チャン・セリョン役:キム・セジョン
チャン会長の一人娘。外食事業部チーム長。 娘を溺愛している父のサポートのもと、父の会社で外食事業チームのチーム長を任されている。迅速かつ正確な判断ができるが、自己中心的でクールな性格。プライドが邪魔をして、なかなかドジン(パク・チヌ)へ想いを伝えられずにいた。父を危うく殺しかけたスンへ(イム・セミ)にドジンを取られるわけにはいかなかった。ドジンに対するセリョンの愛情はだんだん執着へと変わっていく…。

キム・スニム役:キム・ヨンリム
‘トンラクダン’の宗婦(本家の一番上の嫁)。‘茶’の名人。プライドだけで半世紀を乗り切った。どんなに生活が苦しくても<伝統茶の名人>という名を売ってお金を稼ぐことだけはできないと意地をはり、自分のやり方で茶を作り続けている。不妊により養子縁組まで取った息子夫婦だったが、奇跡的に子供を授かった。跡取り息子のスンジェほど、スンヘには心を開いていない。

ユン・デホ役:アン・ネサン
‘トンラクダン’の宗孫。仁寺洞古美術屋 ‘古古’の運営者。金銭感覚ゼロで優柔不断な性格のせいで‘トンラクダン’を衰退の道に導いた無能力な家長。家政婦の娘 ミジャ(イ・ウンギョン)と若い頃、大恋愛をしたが「宗家の子孫としての責務を果たすように」という父の遺言により、ミジャを諦めることになった。その後、ドンスクと結婚したが、ミジャを忘れられずに生きてきた。しかしミジャが復讐のために姿を現したと聞き衝撃を受ける。

ヤン・ミジャ役:イ・ウンギョン
ドジン(パク・ジヌ)の母。デホ(アン・ネサン)の初恋の相手。ビジネスネームはヤン・ユニだ。何もない状態から大成功まで登りつめた飲食業界の有名人。‘トンラクダン’にいた頃…。デホと花火のような恋をしたが、スニム(キム・ヨンニム)に気づかれてしまい、家政婦をしていた母と共に追い出されてしまった。挫折しそうになった時は自分の人生をぶち壊したスニムとデホに‘見返してやる’という執念で耐えてきた。そしてついに2人を見返すことが出来ると思った矢先、医師になると信じていた一人息子がパティシエだか何かになると言い始めデザートカフェを開いて、しかもデホの娘と付き合うと言い始めた?!

チョン・ユノ役:コ・ユン
ワールドバリスタチャンピオンシップを最年少で優勝したコーヒーの天才バリスタ。マナーもあり、ユーモアもある完璧な男。見方を変えると軽い男に見えるが、実は優しい‘都会の男’。イベント会場でスンヘ(イム・セミ)に出会い、彼女の元気で明るい姿に一目ぼれしアプローチするが…。

ユン・スンジェ役:オ・スンユン
スンへ(イム・セミ)の弟。倫理、道徳、礼儀のある真面目な青年。姉スンヘが養子だと知り、なぐさめてあげるが、自分も養子だったことを知ってしまいショックを受ける。

ミン・チェウォン役:ウンジョン(T-ARA)
産婦人科医。自信満々で自由奔放な性格。ドジン(パク・チヌ)の後輩で長い間、彼に片思いをしていた。